米の話

最近、米をあまり食べない人が増えていて、家計において米の購入費が減少しパンの購入費が米を上回っているという話もあるようですが、日本人の食生活でとても身近な存在の米!そんな米の話です。

米は世界中で広く食用にされている穀物です。 デンプン組成と性質により、うるち米ともち米に分類され、うるち米は主にジャポニカ種インディカ種に分けられます。

ジャポニカ種:米粒に丸みがあり、粘り気が多い。しっとりとした食感で日本の米はこの種に         属する。

インディカ種:米粒が細長く粘り気が少ない。インディカ米と呼ばれ世界の米の約8割を占める もち米:うるち米に比べ粘りが強く、お餅の原料になるほか、炊き込みご飯やちまきなどに使わ     れる。

(うるち米)の特徴と栄養 稲

精白米  ぬか層と胚芽を除いて胚乳だけにしたもの。

胚芽米、玄米に比べて栄養価は劣るが消化吸収がよく食べやすい。主成分はデンプンで脳や体のエネルギー源となる。タンパク質は少ないが必須アミノ酸のバランスはかなり良好。ミネラルもバランスよく含まれる。食物繊維は少量。

胚芽米  米粒の胚芽を残して精米したもの。そのため白米より栄養価が高く、ビタミンやミネラルが多く含まれる。特にビタミンB1,E、食物繊維が多い。ごはん

玄米

もみ殻だけを除いた米。ぬかや胚芽を残すので白米や胚芽米よりさらに栄養価が高い。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。特に多いのがビタミンB群。糖質の代謝を促すビタミンB1は白米の8倍もあり、米のでんぷんをエネルギー源として利用されやすくなる。抗酸化作用のあるビタミンEも多く含まれる。食物繊維は白米の約4倍で便秘予防によいが、やや硬い食感で消化吸収が良くないため、よく噛む必要がある。そのため満腹感が得やすく腹持ちがよい

黒米・赤米 おにぎり

古代米と呼ばれる。黒米の黒色のアントシアニンは目の機能を高める。

赤米のアントシアニン色素には抗酸化作用がある。どちらも米に混ぜて炊く。米粒

漢方薬

うるち米の精米していない玄米(古いものが適する)は、「コウベイ」という生薬として、胃腸を整え、元気をつけ、口渇、下痢に用いられる。