疲れ目とは

人間は、情報の80%以上を目から得ていると言われています。目は、疲労しやすい器官であり、現代人はテレビやパソコンで、目を酷使する環境に取り囲まれています。

疲れ目は、毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉組織の疲労によって生じます。「毛様体筋の伸縮によって、レンズの役目をする水晶体が、厚みを変化させて網膜に焦点を合わせる」というのが目のメカニズムです。近くを見続けると、毛様体筋の緊張状態が続き、目が疲れてしまうのです。

疲れ目は、視力の低下、目が重い、充血する、かすむ…といった症状の他に、頭痛、肩こり、吐気、腰痛、倦怠感など目以外の症状を引き起こす要因にもなります。

疲れ眼解消法いろいろ

冷パック

充血は目が炎症を起こした状態。冷やすのが効果的。氷水でしぼったタオルで目を覆います。水でしぼったタオルを冷蔵庫で冷やしておいてもよいですね。

温パック

ショボショボした疲れ目は、目の血行不良。熱めの湯でしぼったタオルで目を覆います。水でしぼったタオルを電子レンジで温めてもOK。

目の体操

★クルクル体操(パソコンを使った仕事をしている方)
①一度目をギュッと閉じて、パッと開ける
②頭を動かさずに黒目を右、左、上、下へ順に動かす
③①へ戻る 30分に一度は休憩をとり、2~3回クルクル体操をしましょう。

★ギュッパ体操(老化予防に効果的)
①一度目をギュッと閉じてパッと開ける
②頭を動かさずに、黒目をグルーッと回す感じで八方を見る
③これを1~2分繰り返す

★パチパチ体操(パソコン・携帯など一点凝視しやすい方)
①温パックで目を温め、血行をよくしておく
②好きな音楽をかける
③音楽に合わせて目をパチパチ開けたり閉じたりする
④1曲終わるまで繰り返す
⑤終わったら目を閉じて目を休ませる

★ピント合わせ体操(毛様体筋をリラックス)
①近くのものを10~20秒見つめる
②次になるべく遠くのものを5分間ぼんやり眺める
③これを数回繰り返す

疲れ目によい食べ物

旬の野菜:緑黄色野菜の抗酸化ビタミンが目の細胞の老化を防ぎます。

新鮮な魚:魚に含まれるDHAやEPAは網膜の機能を高めます。

ブルーベリー、黒酢、ニンニクなども効果的です。

夜の散歩

瞳孔が開くことによって目の中の筋肉がきたえられるので、夜のウォーキングは目にもよいのです。

リラックス入浴

ゆったり入浴することで全身の血行がよくなり心も体もリラックスできます。お風呂の蒸気は目も潤してくれます。忙しい毎日でもゆっくり湯船につかることを心掛けましょう。