魚を食べていますか?

魚には、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)と呼ばれる成分が多く含まれています。
EPAは血流を良くする効果があり、「脂質異常症」(血液中のコレステロールや中性脂肪が多い状態)の治療薬になっています。

しかし、EPAは体内で作ることができないため食事などで摂らなければなりません。

EPAを多く含む魚は、マイワシ、マグロ、サバ、ブリ、サンマなどです。春から初夏にかけてはアジもおすすめです。

うまみ成分を多く含んでおり青魚の中でも食べやすい魚です。
DHAはEPAをもとにして体内で作ることができます。EPAと同じくマグロ、ブリ、サバ、サンマなどに多く含まれていて、脳を活性化させたり、目の網膜に働いて視力をよくしたりします。
EPAとDHAを一緒に摂ると、血流促進、アレルギー予防、精神を安定させる作用など効果はより高まります。
1日の目標摂取量はEPA、DHA合わせて1gです。この1gというのは、大きめの魚の切り身(約90g以上)で、効果的に摂取するには刺身が良いでしょう。
刺身の場合はマグロのトロで2~5切れ、ハマチで3~5切れ程度です。脂がのっている方が含有量は高くなるのでできるだけ新鮮なものを食べましょう。

また、焼く、煮るなどの調理法で含有成分の20%、揚げて食べるのは50%が流れ出てしまいます。

刺身以外のおすすめの調理法は、蒸し焼き、ホイル焼き、煮込み料理で、魚から出た煮汁も残さず摂りましょう。

焼き魚は油が流れ落ちてしまわないようにフライパンで調理するとよいでしょう。
しかし、大量に食べれば良いというわけではありません。

EPA,DHA合わせて1日3g以上食べ続けると吐き気、下痢、鼻血などの症状が現れる可能性が高まると言われているので注意しましょう。
EPA、DHAは魚以外でも亜麻仁油、しそ油、えごま油、キャノーラ油、大豆油などの油やくるみにも含まれます。

1度に大量摂取するのではなく、必要量を毎日しっかり摂ることが大切です。

「脂質異常症」とは血液中のコレステロールや中性脂肪が多い状態のことです。

「脂質異常症」自体には自覚症状がないため気づくのが遅くなり、突然心筋梗塞の発作に襲われることも少なくありません。