減塩の工夫


「塩分を控えましょう!」と言われたことはありませんか?
塩分を摂りすぎると、血液中のナトリウムの濃度が高くなります。その結果、たくさんの水分を体が取り込み、体液量が増え、心臓の負担がまし血圧が上がります。高血圧の状態が続くことは動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの原因になりますし、心臓の負担になります。
食塩量の目安
日本の高血圧治療では、1日塩分6g未満、血圧が正常な人も、男性で1日8g未満、女性で1日7g未満が推奨されています。しかし、実際には成人は平均して1日10g以上塩分を摂取しているようです。塩分の摂り過ぎは、高血圧以外の病気にも関係しています。日頃から減塩を心掛けましょう。
 
減塩のポイント
①食塩を多く含むものを控える
漬物、竹輪や蒲鉾などの練り製品、ハムやウインナなどの加工品、市販のお惣菜、インスタント食品、魚の干物、タラコなどの塩蔵品など、外食も多いです。

②料理の工夫
*食塩をカリウムやマグネシウムなどミネラル分を含む天然塩を使う
*出しの旨味を利用する
昆布・鰹・煮干・干し椎茸などでしっかり出しを取る(顆粒のだしの素やスープの素にも 
食塩が含まれているものがあるので注意が必要)
味噌汁やスープも出しを効かせて塩分を減らし、具沢山にする
*香味野菜、スパイス、香辛料などの利用
(パセリ、ネギ、シソ、ニンニク、生姜、ハーブ、胡椒、山椒、わさび、唐辛子など)
*酸味を利用する レモンやスダチ、ユズなどの果汁を使ったり、酢を効かせたりする
(醤油に酢を足して酢醤油にする、ソースに酢を足すなど)
*種や実を使う (ごま、ピーナッツなどで風味をアップさせる)
*調味料は計量して使う
*献立の一品に塩味を効かせてメリハリをつける
*醤油、味噌、ソースなど減塩のものを利用する
*味を表面につけたり、とろみをつける
*材料そのものの持ち味でおいしく食べられるように旬で新鮮な食材を選ぶ

③食べるときの工夫 
*できたてのおいしい時に食べる
*醤油やソースはかけて食べないで、小皿に入れてつけて食べる
*麺類の汁は全部飲まない。半分以上残す
*どうしても漬物が食べたい時は浅漬けなどにする

④カリウムの摂取
ナトリウムを沢山摂取しても、カリウムを十分とるとナトリウムが追い出されて血圧上昇を防ぐことができます。カリウムは野菜や果物に多く含まれています。

★★ただし、すでに病気の治療を行っている方は、医師の指示に従うようにして下さい。