はしかってどんな病気?


「はしか(麻しん)」が全国的に広がり、5月に入って兵庫県内でも感染者が確認された…と新聞で読みました。
「はしか」ってどんな病気だったかな?と思い調べてみました。
はしかは麻しんウイルスによって起こる急性の全身の感染症です。

症状
初期には鼻水、咳、38℃位の熱など風邪に似た症状があらわれます。目やにや目の充血が出ることもあります。3~4日位で一旦熱は下がりますが、再び熱が上がり赤い発疹(ブツブツ)が全身にあらわれます。10日~2週間程でおさまりますが、合併症としてまれに肺炎や中耳炎が起こることがあります。妊婦が感染すると早産や流産のリスクが高まり、乳児の場合はまれに脳症をおこすこともあります予防法
最も効果があるのが予防接種を2回受けることです。1回だけの摂取では免疫が十分ではない可能性があります。

治療法
インフルエンザのような抗ウイルス薬はなく、症状をやわらげる対症療法しかありません。

感染
飛沫感染(咳、くしゃみとともにでてくる飛沫)、接触感染、空気感染。
感染力があるのは発疹があらわれる数日前からあらわれた後の数日後まで。潜伏期は10~12日。感染力が非常に強く、インフルエンザより強いのです。免疫を持っていない人が感染すると発症する可能性が高く、一度感染して発症すると一生免疫が持続します。
治った後も数週間程度、免疫機能が落ちているので他の感染症にかかりやすくなります。

風疹(3日ばしか)
麻疹とはちがう病気です。風疹ウイルスにより起こる急性の発疹性感染症です。主な症状は、発疹、発熱、リンパ節の腫れですが、ウイルスに感染しても明らかな症状が出ないこともあります。潜伏期間は14~21日で、症状は3~4日続き次第におさまります。主に飛沫感染です。
風疹は麻疹に比べて症状が軽く、短い時間で回復しますが、妊婦が風疹にかかると胎児への影響が発生する可能性があります。妊娠中に風疹にかからないため、予防接種で免疫をつけることが大切です。