味噌汁を楽しもう!

少し寒くなると温かい味噌汁が一段とおいしく感じますね。皆さんの食卓に味噌汁があがるのは朝?それとも夜?味噌の栄養が優れている「味噌汁」について紹介します。

味噌汁の歴史

味噌は古代中国の「醤(しょう)」や「鼓(ひしお)」が起源とされており、平安時代後期頃に、日本独自の味噌作りが始まったと言われています。当時は一部の上流階級の人しか口にすることができなかった高級なものであり、水に溶けないのでそのまま舐めたり田楽にしていました。 現在の味噌汁の形になり、庶民の食事になったのは室町時代からだそうです。 味噌の効用 味噌の原料である大豆は、豊富なたんぱく質、脂質、カルシウムやカリウム、リン、鉄などの多くのミネラルを含んでいます。 大豆はそのものを食べるより、味噌で食べた方が消化吸収しやすくなるのです。大豆

味噌汁の効用

①コレステロールを下げる 大豆のサポニンという成分が脳梗塞や心筋梗塞などの原因となるコレステロールを 下げる効果があります。

②骨粗鬆症や生活習慣病の予防 大豆にはカルシウムが多く含まれ、また味噌汁のだしを取るときに使う煮干し、じゃこ、削り節や具となる豆腐、わかめ、菜っ葉類にもカルシウムが含まれています。

③二日酔いの解消 味噌汁には大豆の良質なたんぱく質やミネラルが含まれており、肝臓の働きを助けます。 また、色々な具材を入れることで、肝機能の回復に有効な食材(シジミ、アサリ、豆腐等)を手軽に摂ることができます。 味噌に含まれるレシチンは体内に取り込まれると肝臓で分解されて「コリン」になります。「コリン」は肝臓に働きかけてアルコールを早く体外へ出そうとする働きと、アルコール分が蓄積されるのを防ぐ働きがあるそうです。枝豆

この「コリン」は脳へ運ばれて記憶力を高める脳内伝達物質「アセチルコリン」を増やします.

 

気になる塩分

 おいしい味噌汁でも毎日となると塩分が気になりますね。味噌汁1杯150mlの塩分摂取量は、1.5g前後になります。他の食品と比較すると、味噌汁の塩分は少ないとは言えません。

塩分が気になる場合、下記の点を注意してみてください。

具をたっぷり入れて汁の量を減らし、塩分摂取を少なくする。

だしをしっかり取ることによって、だしの旨みがしっかりと出て塩分が少なくても気にならなくなる。

具にカリウムを多く含む食品(野菜、イモ類、海藻)を使う。 カリウムが体内の余分な塩分を体外に排出する働きがあります。

おいしい味噌汁の調理ポイント

香りとうまみを最大限に引き出すには、沸騰しただし汁の煮立ちを鎮めて一度温度を下げてから、味噌を入れます。

味噌汁の表面がグラッとゆれたら火を止めます。この煮立ちはじめを「煮えばな」といいます。

味噌は仕上げ直前に加え、あまり煮詰めないようにするのがポイントですね。

定番の具もいいですが、意外な具にもチャレンジして、色々な具を楽しんでみましょう!!