転ばぬ先の杖ならぬ折らぬ前の骨養生

骨

年を重ねるとともに、骨密度も低下し、骨粗鬆症を引き起こしやすくなります。骨粗鬆症による骨折から、寝たきりの状態になる人も少なくありません。
そこで日々の生活習慣を改善し、骨粗鬆症を予防しましょう。
【骨粗鬆症が疑われる兆候】
1  身長低下 加齢により1~2㎝ほど身長は低下するものですが、3㎝以上になると要注意です。
2  背が丸くなる
加齢により背中から腰にかけて次第に丸くなってきますがこの円背も骨粗鬆状のサインの一つです。
3  腰や背中の痛み
もろくなった腰椎や胸椎がつぶれ腰や背骨に強い痛みが生じるのは骨粗鬆状の初期に見られる症状です。

これらの体に起こる3つの症状の2つ以上にあてはまっている人は、骨粗鬆状の疑いがあるので、医療機関で診察してもらいましょう。

【骨粗鬆状を予防するには】 ウオーキング

1 食事  食事でカルシウムをしっかり補給しましょう。カルシウムを多く含む食品は一般的に、乳製品(牛乳 ヨーグルト、チーズなど)、小魚(ししゃも、しらす、干し桜エビなど)、

濃い緑色の野菜(小松菜、春菊  大根の葉など)、豆類(納豆、豆腐、おからなど)、乾物・海草(ひじき、切り干し大根、いりごまなど)  と言われています。

※手軽にカルシウムを摂取するには、牛乳がお薦め。コップ1杯(約200ml)で、1日に必要なカルシウム量が摂れます。

2 適度な日光  1日1回(30分程度)は、日光を浴びましょう。カルシウムを効率よく吸収させるビタミンDは、皮膚が  太陽の紫外線を浴びたとき、体内で作られます。全身でなく、体の一部でもかまいません。

また、太 陽光に直接当たらなくても、木陰や窓辺にいるだけでOKです。  食事でビタミンDを補うこと(椎茸、きくらげ、青魚など)もできますが、食べ物だけで必要量を摂ることは難しいです。

3 運動  1日5分、体を動かして丈夫な骨を作りましょう。骨は筋肉と同様、負荷を受けることにより強くなっ ていきます。運動によって骨を強くすると同時に筋肉も鍛えられ、骨粗鬆症だけでなく、転倒による  けがも予防できます。

 【改善したい生活習慣】
1 あまり出歩かない歩く
骨は運動で負荷がかかると強くなります。運動不足は骨が弱くなる原因の一つです。
2 家の中で過ごすことが多い
太陽の光を浴びないと、骨の形成に必要なビタミンDを体内で作ることができません。
3 ダイエットに熱心
極端な食事制限や単品ダイエットなどを行うと、バランスが崩れ、骨量を低下させます。
4 カフェインを多くとる
コーヒーなどに含まれるカフェインは、カルシウムを体外に排出します。
1日3杯以上は要注意。
5 たばこを吸う
特に女性は、女性ホルモンの分泌量が低下し骨量が減少するとともにカルシウムの吸収も妨げます。タバコ
6 お酒をよく飲む
7 インスタント食品をよく食べる   含まれるリンがカルシウムの吸収を低下させます。