大豆とエクオール

 

「大豆は健康によい」と言われていますが、どんな作用があるのか、また、最近注目されている大豆イソフラボンから作られる「エクオール」とはどんなものなのか、調べてみました。

大豆に含まれる成分とその作用

大豆タンパクのβ-コングリシニン  中性脂肪や内臓脂肪を減らす働きがあると言われています。大豆

レシチン  水分にも脂分にも結び付く性質があります。この性質により、血液中や血管壁の余分なコレステロールを溶かして排出を促します。

植物ステロール  コレステロールと類似した構造で、腸でのコレステロールの吸収を抑えます。

食物繊維やオリゴ糖  腸内環境を整えたり便通を良くする働きがあります。

ビタミンやミネラル  糖質の代謝に必要なビタミンB1、皮膚や粘膜の健康を守るB2,アミノ酸の代謝に必要なB6、抗酸化作用のあるビタミンE、他にカルシウムやカリウム、鉄などを含んでいます。ビタミンB2は、  納豆に特に豊富に含まれます。

大豆イソフラボンとエクオール豆

女性の健康の重要な要素として「エストロゲン」という女性ホルモンがあります。 このエストロゲンは加齢とともに減少します。減少により起こる症状の一つが「更年期症状」です。「大豆イソフラボン」にはエストロゲンに似た働きがあるとされています。

大豆イソフラボン(ダイゼイン、ゲニステイン、グリシテイン)の中でも、ダイゼインから腸内細菌によって代謝産出された「エクオール」がパワーの源であると解ってきました。 しかし、エクオール産生菌が腸内にいない人、いても産生する力の弱い人がいます。こういう人はイソフラボン効果が得られにくいようです。腸内でエクオールを作れない人が、エクオールを摂取したら、美肌効果、更年期の不調改善、骨を強くする効果などが得られたそうです。

エクオールを作れるかどうかは、食生活の影響があるようで、大豆を良く食べている、ベジタリアン、魚油の摂取が多いなど和食を摂っている人に作れる人が多いようです。 エクオールを作れるかどうか、簡単な尿検査で調べることもできます。

エクオール以外の大豆イソフラボンも生理作用として弱いながらも効果が期待できるので、大豆を積極的に食べましょう。エクオール製剤のサプリメントを利用することもできます。