タコ(蛸)の話

私たちには馴染みの深い「タコ」。6~7月に明石で獲れたタコは大変美味しいです。

麦が刈られ麦わらが出来る頃に水揚げされるタコは「麦わらタコ」と呼ばれています。漁師さんが麦わら帽子をかぶって漁に出かける時期だからという説もあります。
明石タコは、明石海峡の激しい潮流にもまれて身が引き締まっています。さらに明石海峡はエビやカニなどのエサが豊富なので味が良くなるのです。

歯ごたえや甘さはもちろん、「麦わらタコ」には柔らかさもプラスされます。
「土用のタコは親に食わすな」という、「秋ナスは嫁に食わすな」と同様のことわざがあります。
関西では夏至から11日目の7月2日頃の半夏生にタコを食べる習慣があります。たこ

作物がタコの足のように大地にしっかり根を張り、豊作を祈願するといった意味が込められているそうです。
タコの栄養
タコにはアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。蒸し暑さが強まり疲労が増してくるこの時期にタコはぴったりの食材ですね。

タウリンには、血圧の上昇抑制、コレステロール低下、心臓や肝臓の働きを強化する効果があると言われています。

コレステロールを低下させる成分として、シトステロールという成分も含まれています。他にタコにはビタミンEや亜鉛が含まれています。

ビタミンEは活性酸素から細胞が酸化されるのを防ぎ、老化防止、がん予防、女性の更年期障害の予防や改善に働きます。

亜鉛は細胞の新生や再生、免疫力を高めたり、味覚細胞の形成などの働きがあります。玉ねぎ
さらに、高たんぱく低カロリーなので、ダイエットには格好の食材といえそうです。
但し、消化があまりよくないので、胃腸の弱い人は食べ過ぎに注意しましょう。
タコと相性のよい食材は?
*玉ねぎ:タコのうま味に玉ねぎの辛味を合わせてさっぱりと。玉ねぎの香り成分とタコのタウリンで血中コレステロール上昇を抑える働きがアップ。
*トマト:タコのうま味とトマトのうま味でより深い味わいに。タコのビタミンEとトマトのリコピンを一緒に摂って抗酸化力アップ。
*きゅうり:タコの歯ごたえときゅうりのパリパリした食感が軽快なコンビ。タコのタきゅうり
ウリンときゅうりのカリウムが血圧上昇を抑えます。
*ニンニク:ニンニクの香り成分が、タコのうま味をアップさせます。タコのビタミンE
とニンニクの香り成分は、血行を良くして冷えの予防に働きます。